私の記憶をここに刻みます。


by komakishi

昭和48年(1973年)春 「岸田家」の隣、佐野理容店

私の家の隣には床屋があって、でも何故か両親は離れた場所
にある床屋へ行くことを私に進めていた。

佐野理容店
場所は小牧の有形文化財「岸田家」の隣。
床屋の目の前には銭湯がある。小牧の街道筋。
1ヶ月~2ヶ月に一回、土曜の午後に佐野理容店に行
った。父も通っていた床屋さんなのか、お店の方にずいぶん可
愛がってもらっていた。

しかしどうも私は嫌だった。

そこの娘さんが私に対して二言目には「おぼっちゃん」
「跡継ぎ」と言うからだ。
父の実家はそこそこ、小牧では有名なお店。そこの跡継ぎであっ
たこともあり、その実家の孫の中で初めての男の子なので、その
ようなことを言ったのだろう。

本当につらかった。

床屋に入ると、貸本屋からお店が借りているマンガが幾つかあった。
手塚治虫の作品がほとんど。そしてTVから流れる番組は吉本新喜劇。

私は知らないが私のことはよく知っている人たち。

不思議空間でした。

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余談:小学校の時、友人と床屋の話をして、友人が佐竹理容店と私の佐
野理容店を間違えていた、同じ街道筋にあったが少し場所が離れている。
その佐竹理容店に関して最近ある事実を知った。
なんと佐竹理容店、私の親戚であった。(といても、父方の親戚)
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by komakishi | 2006-01-21 09:34 | 昭和48年