昭和46年(1971年)春 桜井とエビハラ書店
2004年 05月 18日
最初は、本家である上新町から桜井の貸し店舗へ、二度目は桜井から北外山南屋敷へ。
本家の思い出はほとんどない、ここでは昭和46年までいた桜井の思い出を少し。
小牧市桜井というのは、名鉄小牧線「小牧」駅と「小牧口」駅の間にある地名。
私が住んでいたのは国道41号線(当時はすでに旧41号といっていたのか??)
または県道名古屋犬山線沿い。
3件につらなる貸し店舗の左側 現在はカーペット屋となっている。
その時は、簡単な小料理屋をいとなんでおり、私は子供の時、「てんぷらや」と思っていた。
営業は夕方から夜にかけて、昼、私は幼稚園、母はたぶん炊事。父は若いからか遊びまくっていたようだ。。
1Fは店舗、奥には和室があり、普段両親は店が終わるとそこで寝ていた。
家族の食事もそこでする。
2Fは贅沢にも私一人の子供部屋。というか物置の兼用。でも昔の階段は現在の建築基準法と違い急な階段。よく転んで落ちた。いまだに後頭部にはその時の傷がある。
この貸し店舗、つくりが変で、となりの人と階段が共同でした、うち階段なのに???
確かにそう記憶している。けど 勘違いかも。
そのお隣さんはカメラ屋で「アカネフォト」といい、今も営業をしている。
40年近く同じ場所で営業しているとはすごいものだ。
この頃の私の遊びは、裏の廃業病院にたまる野良犬と遊んだり。近くのキクヤというクリーニング屋の息子と遊んでいた。
基本は外遊びである。
本も好きで、よく近くの本屋に立ち読みに行った。
そこの本屋の名前はエビハラ書店。いまでも実在する。
昔から変わらないが見栄えのしないディスプレーでもない所に本が山積み。
あまり文字の読める年ではなかったので手に取るのは、もっぱら絵本ばかり。
この時手に取っていた本は、忘れもしない「アポロ月面着陸」の絵本。
TVではすでに宇宙大作戦やウルトラセブンが大宇宙を描いていたのに、
私はアポロが好きであった。当然当時、将来の夢を聞かれると「宇宙飛行士」と答えたのはいうまでもない。
この年のできごと
4月20日 - 営団地下鉄千代田線綾瀬駅開業