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昭和49年(1974年)冬 外山神社と「どんどん焼き」

私の実家の裏に神社がある。
愛知県というのは、日本で一番神社が多い県だそうで、神社の
名前は「外山神社(とやまじんじゃ)」



普通神社というと、神主さんがいるはずなのですが、ここは無人。
昭和の初期には「祭り」があったそうだが、この時すでに祭りな
どなく、鳥居、神宮、林、竹林、簡単な遊具がある程度の場所で
す。

実家の近くに公園などなかったので、この神社でブランコにのった
り、キャッチボールをしたり、「缶けり」や「ポコペン」など友達
とよく遊んだ。

無人の神社らしくない神社の外山神社。
しかし小牧では少し有名な神社でもあった。
それは、大正時代に「銅鐸」が発見されたからである。
小牧の指定文化財である。

あともう一つ外山神社には思い出がある。
愛知県には大晦日に、新年を迎えるための「どんどん焼き」という
行事が神社で行われる。
お守りやお札などを燃やしたり、詣でをしたり、甘酒を飲んだりと、

この当時、子供は深夜起きていることは許されなかった、外出なんて
もってのほか。 但し例外がある、「大晦日のどんどん焼き」。

子供心にわくわくした行事でもあった。


<参考サイト>
尾張国の祭り 外山神社
写真はこちらのサイトからリンクさせて頂いています。(差し支えある場合はご連絡下さい。)

<余談>---------------------------------
ポコペン
ポコペン、ポコペン だ~れがつつ~いたポコペン~~~

「ポコペン」は放送禁止用語であり差別、軽蔑用語になるそうで。
詳細は安藤彦太郎『中国語と近代日本』
に解説があります。

「引用」~中略~
さかのぼって日清戦争の時にもすでに「兵隊支那語」があって、例えば
「ポコペン」(だめ)、「アンポンタン」(ばか)、「ペケ」などである。
「アンポンタン」とは「王八蛋」、「ペケ」は「不可」、「ポコペン」は
「不〈句多〉本」が語源


他、Wikipedia 参照

どんどん焼き
Wikipedia どんどん焼き 2 を参照
by komakishi | 2005-05-28 18:08 | 昭和49年

私の記憶をここに刻みます。


by komakishi