私の記憶をここに刻みます。


by komakishi

名古屋市 今池 呑助飯店

名古屋市の今池。飲食店、風俗店などが多数ある繁華街。
小牧市に住んでいた私にとって、ここにも思い出があります。

今池「呑助飯店」(のみすけはんてん)。

名古屋在住の人でラーメン愛好家には有名なお店。
真っ黒なスープのラーメンは独特で、数多くのTV番組でも紹介をされています。

呑助飯店の思い出、ただ単に「通っていた」という思い出ではありません。
呑助飯店の創業者と私の父は板前修業時代の友人でした。
子供の頃、たまに今池のこの店をおとずれて真っ黒なラーメン(重油ラーメン)と
餃子を食べた思い出以上に、ここの創業者は私の父以上「こわもて」の方という
記憶があります。

このお店、ラーメンが話題となりますが、私は、餃子に思い出があります。

最初にこの味に出会ったのは、たぶん幼稚園の頃、まだ桜井に住んでいた時、
朝方、父がお土産に餃子を買ってきてくれました。
その餃子は冷えていたのですが、とても「美味しいもの」として記憶しています。
子供の頃の味は大人になっても忘れないのでしょうか、私は冷たい餃子が今
でも好きです。

2004年12月29日(水)、26年ぶりにこのお店を訪れました。
お店のレイアウトは昔のまま。
ラーメン、味は忘れていましたが、見た目は昔のまま。
餃子、「こんなに小さかったの?」。

しかし、「こわもて」の創業者はいらっしゃらなかった。

カウンターには創業者の奥様らしき人。
帰り際にお話をさせて頂きました。
私:   「つかぬことをお聞きしますが。。。ここの大将はご健在ですか」
奥様:「いえ。。10年前になくなりました。」(少し疑い?)
私:  「。。。実は、私の父が修行仲間で、私もここに何度かご飯を食べに伺っていました」
奥様:「修行どちらで?」(まだ疑い)
私:「小牧の、○○です。」
奥様:「あ〜。○○さんね、昔はよくみえてりゃあた(名古屋弁:いらっしゃった)」(表情が一気に変わる)
奥様:「あの方は、お寿司の世界にいったからねぇ」

私「実は、5年前に他界してしまって」
奥様:「そうですかぁ。。」

と、会話が続く。。。

父と私の記憶がここでもよみがえりました。

私は、お土産に餃子を2人前もって帰り、ホテルで冷えた餃子を食べました。
外側オレンジ色、内側銀色の「おり」、豚の形のしょうゆさし、その中は餃子のたれとラー油
が混ざっていて。。それを手づかみで。

なつかしい。

今頃、天国で父と創業者でくしゃみをしているかも(笑)。


余談:名古屋では餃子のたれがお店にあります。東京にはありません。
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by komakishi | 2004-12-31 07:25 | 帰省してみて。